2020

神無月 10月


 
Q. 息子がこども園で写真のような工作を作ってきました。
これはいったい何でしょうか?
(答えは最後に)

さて、春に続き秋の益子陶器市も中止になってしまいました。これだけ大きなイベントが二回続けて中止になるというのは当然痛いわけで、本来の陶器市のタイミングでネット販売を始めてみることにしました。
もうすでにお取り扱いいただいているところとはなるべく作品が被らないようにしているので、是非、いろいろサーフィンしながらお買い物を楽しんでいただけたらと思います。最後にサイトへのリンクを張らせていただきます。

巷では「鬼滅の刃」の話題でいっぱいですね。我が家でも子どもたちがアニメを見ているので、私も話題を追いかけるように見ています。
最初、主人公の親兄弟が惨殺されるところから始まると聞いていたので見るつもりはなかったのですが、おそるおそる見てみるとそのような残酷な場面も愛や絆といった要素で帳消しにするような力があって、不思議なことにそこまで後味が悪くなかったです。
鬼退治のシーンもなかなか残酷ですが、鬼にも人間だった過去があり、同情するようないきさつがあったりして、ホラー映画の後に見そうな悪夢は見なくて済みそうです。鬼は禍、増えていく。何気にコロナとの共通点があるのも興味深いです。

また、キャラクターの名付けにもセンスを感じていて、作者は表に出ない人のようですが、きっと文学や歴史に精通していて、和風で古風な人なんだろうなあと勝手に想像を膨らませています。
そして、アニメから映画に誘導していく戦略もうまく出来ているなと感心してしまいます。私もその戦略にまんまとはまり映画が気になってしょうがないのですが、映画館がもう少し落ち着くまでは辛抱かなと思っています。

最初の問題の答えは・・・
「ドラえもんに出てくる土管のある公園」
でした。
私は見た瞬間、爆笑してしまいました。

 
原村俊之 秋の陶器市はこちらから

長月 9月

あっという間に過ぎていった長月。早いもので今年も残り三ヶ月。朝晩はだいぶ涼しくなり、台所で野菜を炒めると湯気がボワっと立つようになってきたことからも季節の変わり目を感じる今日この頃です。
世の中も感染症対策を行いながら動き始め、それに併せて我が家の行動範囲も少しずつ広がってきています。

【くっつく生き物展】
相模川ふれあい科学館というところで開催されていた「くっつく生き物展」がおもしろかったです。なかでもフウセンウオというオレンジのピンポン球に目口やひれが付いたような変わった魚や、ヤドカリの家にくっ付いて生きているイソギンチャクなどが見ていて愛おしく思えました。
子どもたちは最後に、取れるまで挑戦出来るというUFOキャッチャー(500円)がどうしてもやりたいと言うのでやってみたのですが、これがなかなか取れないもので後ろに列が出来てしまいハラハラしてしまいました。結局、ペンギンとアザラシのぬいぐるみを連れて帰ることが出来ました。

【ドラえもん のび太の新恐竜】
先月から恐竜づいていますが、息子(5歳)のリクエストでドラえもんの映画を観に行きました。子どもとドラえもんの映画を観る日が来るなんて軽く驚いてしまいます。
私が小さい頃はコミックの大長編ドラえもんに感動していましたが、普段は意地悪なジャイアンやスネ夫がいい奴になったり、効果的な回想シーンがあったりと、感動の構図は今でも健在でした。(つまらぬ大人の視点)
ちなみに脚本は川村元気。活躍の幅も広く目の離せない存在です。

【くるみ割り人形】
娘(9歳)のバレエの発表会がありました。今回の演目は「くるみ割り人形」。
娘が習い始めるまでバレエに興味を持ったことはありませんでしたが、見だすとなかなかおもしろく、なかでも「くるみ割り人形」は分かりやすくて楽しめました。
これで三度目の発表会だったのですが、娘だけでなく他の子たちも上達しているのが素人目にもはっきりと分かり、練習を重ね上達している姿を目の当たりにして、自分もがんばらねばと大きな刺激をもらいました。
ありがとう娘&皆さん。

 

 

葉月 8月

暑い暑い8月でした。
工房では粉じんが舞いそうな気がして、数年前まではエアコンを使っていなかったのですが、近年は迷うことなく暑い日には使っています。やはり快適に仕事が出来ないと、作品の質にもかかわってくるような気がしますからね。

さて、今年の短い夏休みはいろいろと制約がありましたが、それなりに楽しく過ごしました。 近場の近場では川遊びをしたり、近場の遠出では息子が好きな恐竜の展示を見に、群馬の自然史博物館に行きました。
博物館は想像していたよりも広く内容も濃くて、子どもたちだけでなく私も動いて吠えるリアルなティラノサウルスにテンションが上がってしまいました。5歳になったばかりの息子は石にも興味があるらしく、お土産に石のコレクションを選んでいました。なかなか渋い!(写真)

博物館の前には「登利平」という、ご当地チェーン店で鳥料理をいただいたのですが、普段あまり好んでは食べないムネ肉もうまく調理していて美味しく、上州でお気に入りのお店となっています。実はご当地チェーン店を巡るのは我が家の密かな楽しみで、静岡のハンバーグレストラン「さわやか」や、北関東の「ばんどう太郎」がお気に入りです。しかし、住み始めてもうすぐ11年になる埼玉の「山田うどん」には一回しか行ったことがありません。近場だとそういうものですね。

映画「翔んで埼玉」などで見下される(?)ことも多い埼玉ですが、住みやすくて本当に良い所だと思います。つい先日も図書館にあった「うんちく埼玉」という漫画で埼玉についてのお勉強もしてしまいました。(勉強することは他にあるにもかかわらず)
なかでも埼玉で一番いいなあと思ったのは、意外にも年間の快晴日数が日本一のところ。
今日も埼玉は快晴です。

 

 

文月 7月

調子が悪いながらもだましだまし使っていたスマートフォンがある日起動しなくなり、やむなく初期化しなくてはならなくなってしまいました。データもほとんど失ってしまったので、これから各方面にご迷惑をお掛けすることがもしかしたらあるかもしれません。この場を借りまして何卒ご了承ください。

そんなハプニングもあった7月ですが、とにかく雨の日が多かったですね。作陶においては乾燥が極端に遅くて作業効率が非常に悪く苦労していたのですが、ある日ふと除湿機を使ったらどうだろうかと思い「強」で除湿してみたら普段通りのスピードで乾燥してくれたので、なぜ今まで何年もこれをやらなかったのかと思ってしまいました。本当に気持ちが良いほどにタンクに水がたまってくれます。

さて、次は湿度とは無縁の乾燥したエジプトの話をしたいと思います。
私は古代の文明や遺跡に大きなロマンを感じていて、小学校の卒業文集に書いた将来の夢は「考古学者」でした。そんな私の子どもたちは全く誘導されることもなく、不思議とエジプト関係の絵本や、私が昔外国で買ったミイラのおもちゃをとても好んでいます。これは血筋なのか?それとも純粋に万人を惹きつけるエジプトの魅力なのでしょうか?

私自身は今から20年以上前にエジプトを旅行したのですが、その頃にちょうどPink Floydをよく聴いていたので、エジプトというとプリズムのジャケットの「The Dark Side of the Moon」が思い浮かびます。音楽自体も壮大で、どこかミステリアスで、エジプトの雰囲気に合っているような気がしています。

(本文とは関係ありません。5月に髭男に対して余計な心配をしていましたが、順調に良い曲をリリースしていますね。)

 

 

水無月 6月

大変忌まわしい新型コロナウイルスですが、このことは深く記憶にとどめておくべきだと思い、イタリアの作家、パオロ・ジョルダーノが今年2月末から3月頭に書いた「コロナの時代の僕ら」というエッセイを読みました。
日々のコロナに関する報道では、なかなか外国の空気まで感じ取ることは難しいけれども、このエッセイにはイタリアがたどった時間がリアルに描かれていて、とても興味深かったです。

理数系の筆者はとても冷静に物事を分析し、イタリアのみならず世界規模でこの問題を考察しており、陽気といわれるイタリア人の別の面を見ているようでした。考えてみればレオナルド・ダ・ヴィンチのメモなんかを見ても陽気な性格はなかなか想像出来ないことを鑑みると、実はこちらの面が彼らの本質で、「イタリア人は陽気だ」というのは安易な発想なのかもしれないなと思いました。

さて、このエッセイには共感出来る点が多かったのですが、特に共感した点が二つあって、まずは私も思っていたことですが、筆者が新型コロナウイルスに対して「戦争」という言葉を使うことに疑問を感じているところです。
コロナウイルスは憎い存在であることは間違いないけど、単に宿主を求めている、多分意思も無い生き物に過ぎないわけで、人間が一方的に「戦い」と言っているだけです。
本当の戦争は比べものにならないほど悲惨なものだと、戦争を経験した人たちは皆そう言うでしょう。太平洋戦争の時、東京大空襲では一夜にして10万人以上、終戦までの4年弱で300万人以上の人が亡くなっています。

もう一つは、この状況下、無駄に過ごさない、有意義に過ごそうといったメッセージに強く共感しました。
今回の事象はどう転んでもネガティブなことだけれども、私も努めてポジティブに物を運びたいと意識しているし、実際、「ピンチをチャンスに!」と考えている人も多くて、2020年は厳しいけれども、誰もが人間的に成長する年になるのではないか?と結構真面目に思っています。

(本文とは関係ありませんが、1月の雑記で触れた遠藤周作の未発表作品が発見されたそうだ。すごい気になる。)
 

 

皐月 5月

今月は子どもたちと過ごす時間が多かったため、私自身もいろいろな影響を受けてなかなかおもしろかったです。

影響その1
【official髭男dism】

私も元々好きだったのですが、子どもたちがよく口ずさんでいることもあって、武道館ライブのCDを購入しました。
しかし、子どもたちは歌詞を覚えるのが驚くほど早いです。私はサビの部分を覚えるのがやっとですが、子どもたちは多分意味の分かっていない言葉でもまるで理解しているかのようにスラスラと自然に歌っています。
HIGEDANはこれほどまでにヒットを連発しているから、次の作品を生み出すのは苦労しそうだなと、分野は違えど同じ作り手としていらぬ心配をしています。

影響その2
【ちびまる子ちゃん】

最近、娘が爆笑しながら読んでいます。「おもしろいから読んでみて」とすすめられ、私もすごく久し振りに「ちびまる子ちゃん」に触れました。
今までまるちゃんの学年に気を留めたことはありませんでしたが、まるちゃんはちょうど娘と同じ小学3年生でした。娘にしては抜群のタイミングでこの作品に触れているわけです。
私の世代には作品の時代背景もどこか懐かしく、笑いと同時にノスタルジックな気持ちにさせてくれました。
まるちゃんは永遠の小学3年生だけど、物語の中の元気いっぱいなさくらももこさんはもういなくなっちゃったんだなと思うと、笑いと同時に切ない気持ちになりました。

影響その3
【タコス】

娘が「アンクル・グランパ」というアニメによく登場するというタコスを食べてみたいと言っていたので、一度、我が家で作って食べました。
考えてみればタコスを食べる機会は少なく、もっと頻繁に食べたいなと思い、タコソースを買ってみました。それから時々、タコスよりもお手軽なタコライスや、自己流タコチャーハンを作って食べています。
私はクミンシードをたくさん効かせて食べるのが好みで、我が家のタコ料理は独自の進化をし続けています。

 

 

卯月 4月

家庭では春休みに行くはずだった北海道旅行をキャンセル、仕事では益子の陶器市が中止、と大幅に予定が狂ってしまった4月となりました。当然、困ったこともありますが、元々、家中心の生活を送っているので、幸いストレスはためず毎日を過ごしています。
東日本大震災の時もそうでしたが、こういう時に私のような仕事をしている人間は無力だなあとつくづく思います。しかし今は、おとなしくしていることが社会への一番の貢献だと思って、籠もって制作に励んでおります。

さて、先月は大正時代のミニチュアひな人形のお話をしたので、ミニチュアつながりで今月はお気に入りのミニカーを紹介したいと思います。

【TOYOTA 2000GT】(写真左)
ボンドカー。初めて目にしたのは映画「007は二度死ぬ」で、一目惚れでした。ちなみにその時ボンドガールを演じた浜美枝さんも素敵な方で大好きです。
実車はトヨタの博物館にありますが、街でも白と赤、それぞれ一回すれ違ったことがあります。

【デロリアン】(写真中央)
映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に登場するあの車です。大好きな映画で、私が中学生の頃から飼っていた犬に、映画に登場する犬と同じ「アインシュタイン(アイニー)」と名付けたほどでした。
こちらも実車がトヨタの博物館にありますが、街でも奇跡的に一度だけすれ違ったことがあります。本当、幻!?と思わず目をこするほどでした。

【フェラーリ ディーノ】(写真右)
トミカから、小さい頃に遊んでいたお気に入りのミニカーと同じ車種のものが出ているのを発見し購入したものです。多分、遊んでいたのは幼稚園の頃だったと思いますが、その造形ははっきり覚えているもので、なんだか懐かしい人に再会したような気分でした。
昔、持っていたのは黄色で、スケールもトミカより大きかったのですが、さすがはフェラーリ、幼稚園児の心もつかんでいたのだなと感心してしまいました。
 

 

弥生 3月

今月は本当に大変な月になってしまいました。
東日本大震災の時のような大変なことが自分の生きている間にまた起きてしまうとは。しかも全世界で。
今年は確実に厳しい一年になりますが、亡くなっている人もたくさんいることを思えば、少しぐらいのことは耐えていかねばなりません。

さて、先月は写真の話をしましたが、今月はそこから陶芸の道に進んだ話をしたいと思います。
私は、先月お話ししたような写真活動をしながら、博物館でアルバイトをしていました。そこにはいつでも一級品を目にすることが出来る環境があって、その中でも特に古伊万里や鍋島などの肥前磁器や、宋時代の中国陶磁に目を奪われていました。

また、憧れの写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンのようなスナップ写真を撮りたい!と出掛けた地方では、陶芸家の記念館や窯元に訪れるのも楽しみで、そのようにして徐々に陶芸の世界に引き込まれていったのでした。私が特に影響を受けた場所を三か所挙げるとするならば、
京都の河井寛次郎記念館
益子の旧濱田庄司邸
笠間の春風萬里荘(北大路魯山人の旧宅)
でしょうか。今思えば少々渋いですが、このような巨匠の生活に大きな憧れを抱いたのです。

〈今月の写真〉
我が家のお宝、祖母が幼かった頃から飾ってこられた大正時代のお雛様です。驚きなのはその大きさで、なんと一体約3センチほど。本当に細かいところまでよく出来ていて、毎年この時期にこのお雛様を見ると、自分も時代を超えて人に感動を与えられるものを作りたいとつくづく思います。

 

 

如月 2月

今月は、私が陶芸に出会う前の話を少ししたいと思います。
大学では芸術学科で日本美術史を学んでいたのですが、その傍らでカメラにのめり込み、学生生活と平行してある写真家さんの事務所に出入りをしていました。写真学校の学生だったらお金を払ってでも見たいような現場にもたくさん行かせていただきましたが、特に厳しい商業写真の世界では、アシスタントのアシスタントぐらいの働きしか出来なかったように思います。
しかし暗室作業は向いていたようで、多くの作業を任せていただけるようになり、シルバーゼラチンプリントの腕前は確実に上がりました。とはいえ、今はすっかりデジタルの時代になってしまい、この技術を発揮する機会はありませんが・・・。

その後、大学や写真事務所を離れてからも写真を続け、2008年には現代美術に関する著書の多い山口裕美さんの「THE POWER OF JAPANESE ART」(アスキー)という本で6ページにわたり紹介していただきました。しかし、もうこの頃には陶芸の世界に片足を踏み入れており、私を取り上げてくださった山口さんには申し訳なく思いましたが、これが私の写真家としての最初で最後の仕事となりました。

フィルムカメラはほとんど手放したのですが、写真(下)のカメラだけはどうしても手放せず大切に手元に置いている一台です。そしてカメラの右上の写真は前述の「THE POWER OF JAPANESE ART」より坂の多い町、尾道がもし平坦だったらと仮定して撮った一枚なのですが、今月、その尾道が出てくる小津安二郎監督の映画、「東京物語」をちょうど観たので、やや強引にその話に続けたいと思います。

「東京物語」、初めて観たのは大学生の頃でしたから、家庭を持った今では親子の心情など、あの頃よりも多くのことが理解出来ました。10年や20年、間を大きくあけて映画を見直すのもなかなか面白いものです。父親役、笠智衆の調子が淡々としているだけに、娘役、杉村春子の意地悪で憎たらしい演技が際立っていて、改めて演技のうまさに驚いてしまいました。
しかし生涯独身だった小津監督はよく「家族」というテーマをここまで細やかに描けたものだと不思議に思います。いや、むしろ客観的にいろいろな家族を見ている方が本質が見えてくるものなんでしょうか。いずれにしろ、「東京物語」は私にとって家族とは?人間とは?といった問いに答えてくれる教科書のような作品であり、月並みな表現ではありますが、「不朽の名作」です。

 

 

睦月 1月


2020年
独立したのが2010年ですから、それから丸10年が経ちました。
独立したての頃は兼行法師の「徒然草」にあやかって「つれづれ」を数字の「2020」になおし、2020製陶所(にまるにまるせいとうじょ)という屋号で活動していたので、最近、数字の「2020」を目にしたり、「にまるにまる」と耳にしたりすると、なんだか自分が呼ばれているような気がしてつい反応してしまいます。

2007年からの約2年半は、佐賀県の有田で焼き物の勉強をしていたのですが、その頃、長崎市の外海地区にある遠藤周作文学館に訪れたのがきっかけで、作家の代表作である「沈黙」を読みました。
それから10年以上経った今年に入って、マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」が無性に観たくなり、映画を観る前に文庫を取り出してもう一度作品を読んでみました。

「沈黙」は、キリスト教が弾圧されていた時代の日本に潜入、隠れて布教を試みていたポルトガルの司祭が捕らえられ、日本人信徒の受ける拷問の前で棄教を迫られる物語ですが、この司祭を含めた主要な登場人物には実際にモデルが存在していて、当時の現実に近い物語なのだと思います。

さて、小説を読み終えた勢いで映画を観た感想ですが、ひとことで言うと傑作だと思いました。映像により私の持っていた物語のイメージを補完してもらい、「沈黙」に対する理解度がより一層深まりました。本当に映像化に感謝です。個人的には、日本人信徒を演じた窪塚洋介と塚本晋也の好演が心に残りました。
次は映画を観終えた勢いで、昔、古本屋で買った「芸術新潮」の沈黙特集を読み直し、「沈黙」秘話が書かれた遠藤周作著「沈黙の声」も新たに購入。
スコセッシ版から遡ること45年の1971年には篠田正浩監督が「沈黙」を製作していたことも知ったので、機会があればこちらも是非観てみたいと思いました。しばらく「沈黙」熱は冷めそうもありません。

ちなみに、私の祖父母は今でも潜伏キリシタン(隠れキリシタンは俗語だそうです)の子孫が多く住む長崎県の生月島というところで先生をしていた時期があったそうなので、もし今でも生きていたら島の人々の話でも聞いてみたいものだなと思いました。

最後に話は変わりますが、我が家の2020年、初詣は奈良に行ってきました。
子どもたちが薬師寺でひいたおみくじには「福枡」と、「福よせ熊手」のかわいい小物が入っていました。福の多いしあわせな一年となりますように。